[ 日本経団連 ] [ 意見書 ]
魅力的で信頼される国債市場の発展に向けて
- 「魅力的で信頼される国債市場の発展に向けて」のポイント
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I.国債市場の現状
- 急増する国債発行額
(1) 新規国債発行額の増大
(2) 借換国債の増大
(3) 財投改革に伴う財投債の登場
- 低位安定的な金利水準
(1) 民間資金需要の低迷
(2) 低下する期待インフレ率
(3) 超金融緩和策の継続
- 偏りが見られる保有者構造
- 低下を続ける格付け
II.中期的に予想される情勢変化
- 国債発行額のさらなる増嵩
(1) 今後も続く新規国債発行額の増大
(2) 借換債のさらなる増大
(3) 市中発行される財投債の増加
- 金利水準の変化
(1) 中期成長軌道への復帰に伴う民間資金需要の回復
(2) デフレ傾向の終息
(3) 超金融緩和策の終結
- 保有者構造の変化
(1) 郵貯、簡保、年金資金の保有余力の変化
(2) 民間金融機関などの保有姿勢の変化
- 格付け低下が金融機関に及ぼす影響
III.国債市場改革の進展状況
IV.残された課題
- 発行・流通市場の機能のさらなる向上
(1) 長期債・超長期債の市場拡大
(2) シ団引受制の見直し
- 保有者の多様化の推進など
(1) 個人保有の促進
(2) 外国人保有の促進
(3) 郵貯、簡保、年金資金の運用に係るコンセンサスの形成
- 国債に対する信認の維持・向上
(1) ディスクロージャーの推進
(2) 財政構造改革に係るグランドデザインの策定
- 民間主体の健全な金融システムの発展と調和のとれた国債管理政策の推進
(1) 税制上の取扱いにおける民間金融商品との均衡確保
(2) ボンド・コンバージョンの検討
(3) 国債管理体制のあり方
- 参考 用語解説
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