[ 日本経団連 ] [ 意見書 ]

日タイ経済連携協定に関する日本政府への要望

2003年4月18日
日タイ貿易経済委員会

日タイ貿易経済委員会としては、アセアン諸国との経済連携協議の中でも、特にタイとの協議が重要であると考えている。日・アセアンの包括的経済連携を進めるためにも、まず日タイの経済連携協定を早期に結ぶべきと考える。

日本側にもいろいろセンシティブな問題があるが、タイ側も現在の平均関税率が2割超という難しい問題を抱えており、両国ともこうした国内問題を乗り越えなければならない。タクシン首相からは、コメの問題の難しさは充分理解しており、コメにはこだわらないとの話があった。

5月20日,21日の両日、日タイ経済連携に関する第5回作業部会がバンコクで開催されるが、タイ側としてはその後早急に交渉に入りたいとの意向と聞いている。6月には、タクシン首相が来日されるとのことなので、その際には、ぜひ本交渉に入れるよう、日本政府の対応を強く望みたい。

以上

日本語のトップページへ