[ 日本経団連 ] [ 意見書 ]

公的年金制度改革に関する基本的考え方

2002年10月7日
(社)日本経済団体連合会

【 概 要 】

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【 本 文 】

はじめに

I.現行制度に関する現状認識と制度設計の問題点

  1. 現状認識
  2. 制度設計の問題点
    (1) 基礎年金
    (2) 厚生年金

II.求められる制度改革の方向性

  1. 活力ある経済社会を維持するため、保険料負担に軸足を置いた制度を構築
  2. 持続可能な制度を確保するため、国民全体で痛みを分かち合う
  3. 自助・共助に対するインセンティブ強化
  4. 加入者に対する年金情報の開示

III.望ましい制度設計の基本的な在り方

  1. 基礎年金制度の抜本改革
    (1) 基礎年金改革による国民皆年金の確立
    (2) 間接税方式への移行
    (3) 給付水準の在り方
    (4) 間接税方式への移行までの経過期間措置
    1. 国民年金保険料徴収の強化
    2. 国庫負担1/2への引上げ
    3. 被用者年金における1階と2階の財源の完全分離
  2. 報酬比例部分の改革
    (1) 報酬比例部分の役割
    (2) 保険料負担の上限設定
    (3) 給付水準の引下げ
  3. 年金税制の抜本改革
  4. 厚生年金基金の代行(過去分)返上の早期ルール化
  5. その他(年金制度による少子化対策)

【 補 論 】
  1. 国民年金の財政的空洞化について
  2. 基礎年金拠出金制度における財政調整について
  3. 公的年金制度における過剰な給付等について
  4. 厚生年金保険料のうち基礎年金に充当されている保険料について

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