[経団連] [意見書] [目次]
-
電機
[日本電機工業会]
温暖化対策
-
目標
●製造段階の省エネ・CO2排出削減
- 2010年の製造段階における生産高CO2原単位を1990年比25%改善する。
(1999年度実績11%改善)
●省エネルギー型家電製品の開発と推進
- 工業会取扱製品の内、家庭用電気冷蔵庫(特定フロン型対応)については、改正省エネ法のエネルギー消費効率基準(トップランナー基準)を受け、その目標達成に向けた努力を実施。
●非化石燃料利用、高効率発電機器・設備の開発と安定供給(高効率産業用機器・設備の開発と安定供給を含む)
●CO2以外の温室効果ガスに関する排出抑制
- 家庭用冷蔵庫の冷媒として使用しているHFCについて、冷蔵庫製造時の漏洩量を2000年に使用量の0.5%以下とし、また、家電リサイクル法施行(2001年)後、メーカーに引き渡された使用済み製品の100%の台数処理体制を構築する。
- 電力機器の電気絶縁用に使用しているSF6について、機器製造時の排出量を2005年迄に購入量の約3%に削減する。
対策
- 工場において、高効率機器・設備、新エネ・未利用エネ利用機器・設備の導入、エネルギー転換、高効率生産システムの構築推進等
- 家電製品について、制御方法の高効率化、待機時消費電力の省電力化等を図った省エネ型製品の研究開発と普及を推進
- 原子力、新エネルギー発電機器・設備の開発・供給並びに火力発電機器・設備の高効率化
- 産業用のモータ、変圧器等高効率機器の開発と供給。
- 管理の徹底、回収・再利用・破壊システム等の確立。
環境マネジメント
- 電機業界は、環境マネジメントシステムを積極的に構築し、継続的環境改善に取り組んでいく。
- ISO14001に沿った体制整備を図る。
(国内のISO14001における電気機械分野の認証登録件数比率は、総件数4131件(2000年7月現在)の約27%強を占め、海外のアジア日系企業(海外生産法人の約70%を占める)における電気機械分野の認証登録件数比率は、約30%強を占めている)
海外事業活動における環境保全
- 海外事業展開にあたっては当該国に与える環境影響を配慮し、経団連地球環境憲章を基本として、環境保全に積極的に取り組む。
日本語のホームページへ