[経団連] [意見書] [目次]
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電力
[電気事業連合会]
温暖化対策
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目標
- 原子力開発の推進等により、2010年度におけるCO2排出原単位を1990年度実績から20%程度低減(0.3kg-CO2/kWh程度)するよう努力。(1999年度実績12%程度削減)これにより、1990年度比、2010年度にはお客様の使用電力量は約1.5倍の伸びが予想されるがCO2総排出量は1.2倍程度の伸びに抑えられる。
- CO2以外の温室効果ガスの排出を極力抑制するよう努める。
対策
- 原子力の導入を中心としたエネルギーのベストミックスを推進。
- 原子力設備利用率の一層の向上。
- 自然エネルギーの開発・普及。
- 発電効率の向上や送配電ロスの低減など電力設備の効率向上。
- 電気使用面における省エネルギー、負荷平準化の推進。
- 京都メカニズム〔排出量取引、共同実施、CDM(クリーン開発メカニズム)〕への取組み。
- CO2回収、処分、固定有効利用技術の開発。
- CO2以外の温室効果ガス抑制への取組み。
環境マネジメント
- ISO14000シリーズの趣旨を踏まえた取組みについて、前向きに対応する。
海外事業活動における環境保全
- 今後とも、海外事業を展開する場合には、環境に十分配慮していく。
- 発展途上国を対象とした海外研修生の受け入れ、専門技術者の派遣、技術指導などを推進していく。
備考
- 循環型社会の構築を目指し、 原子燃料サイクルの確立も含めた資源の有効利用に努める。
- 特定化学物質の排出量等について「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」に準拠して独自に調査した結果を公表。
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