1月26日(木) No. 5
26日、現地の田代1%クラブ事務局次長からの報告。
- 状況
- 1%クラブが参加している「応援する市民の会」のボランティア11名が東灘地区に入ったところ、
被災者の毛布が不足していた。これは新たに避難所に入ってくる被災者がいるため。
また、借地権を失うことを恐れて倒壊家屋のそばを離れない被災者が多く、
このような被災者に大量の毛布が必要なため。
- 東灘地区は依然として大変な惨状にある。同地区を訪れた「応援する市民の会」のボランティアたちは、
倒壊した家屋の下から家財を取り出すことを手伝ってほしいと要請されるケースが多かった。
- 必要物資
- このような状況のため、(社)日本青年奉仕協会(JYVA)が文部省を説得し、
とりあえず奈良県から500枚の毛布を急送することとし、1%クラブもこれを支援することとした。
さらに毛布が必要となれば再度本紙でお願いしたい。
- ボランティアが倒壊家屋の中に入り、家財をとり出して箱に詰める作業を行うのに必要な
ヘルメット100個、ダンボール300枚の提供を求めている。
- ボランティア
- 東灘地区に入ったボランティア11名によると、ソニー営業所から1週間程度、
仮本部を提供するとの申し出があったので、ここを仮拠点とした。ただし、25日現在まだ電気は回復していない。
- 「応援する市民の会」の西宮ベースキャンプには25日も150名を超えるボランティアが参加し、
被災者からの救援依頼件数も急増している。今週末には500名近いボランティアの参加が予想されるため、
事務局体制を強化することになった。
- このようなボランティア活動を支援するため、日立から携帯電話20台が提供された(準備中)。
また、三菱商事からスタッフジャンバー30枚が提供された。
- アサヒビール提供の物資集積所にテント3張が設けられ、
26日朝から西宮ベースキャンプの物資を移転することになった。
- 神戸中心部では、ボランティア組織が立ち上がりにくい状況にあるので、
「応援する市民の会」とJYVAが一両日中に中心部に拠点を開くことを検討している。
そのための施設については松下電器から提供の申し出がある。
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