箱詰めされた救援物資を運ぶボランティア |
経団連は、1%(ワンパーセント)クラブを中心に「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(以下、支援P)」(注)と連携し、現地の災害ボランティアセンターを支援している。
支援Pでは5月7、8の両日、愛知県名古屋市で、東日本大震災の被災者に届けるための救援物資(「うるうるパック」)の第2弾となる詰め合わせ作業を行った。うるうるパックは、被災地で必要とされている物資を一度被災地外で集約し、配付しやすいよう袋詰めして届けるもの。作業には、東海地方の22企業・グループの関係者と一般ボランティア約250名が参加した。
第2弾の作業においては、第1弾で集まった物資の一部を名古屋に集約したうえで、新たに必要な物品を企業・団体から追加募集した。当日は、弁当箱、水筒、折り畳み傘などの日用品を手づくりのスクールバッグに袋詰めした「日用品セット」や、ノート、鉛筆、鉛筆削り、消しゴムなどを詰め合わせた「文房具セット」など、合計4000個のうるうるパックを作成。また、すべてのパックに、参加者が書いたメッセージカードが入れられた。
作成されたうるうるパックは、宮城県七ヶ浜町に運ばれ、5月9日から10日にかけて、町内の小学校3校、中学校2校、幼稚園などに配られた。