日本経団連タイムス No.3040 (2011年4月28日)

2011年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況(第2回集計)

−66社平均5814円、賃上げ率1.82%


日本経団連は20日、2011年春季労使交渉の大手企業業種別回答状況(加重平均)の第2回集計を発表した。

昨年同期とほぼ同水準に

それによると、調査対象(21業種、大手249社)のうち18業種152社(61.0%)で回答(了承・妥結含む)が示された。このうち、平均額がわかっている14業種66社の総平均は5814円、増減率1.82%で、昨年の第2回集計結果(10年4月23日発表、5838円、1.81%)とほぼ同水準となった。

回答額の分布をみると、「5500円〜6000円未満」(10社、21.3%)が最も多く、次いで「5000円〜5500円未満」「6000円〜6500円未満」(各8社、17.0%)となっており、これら3区分を合わせると半数以上(55.3%)を占めている。

また、増減率の分布では、「1.50〜1.60%未満」「1.90〜2.00%未満」(各7社、14.9%)が最も多く、「1.80〜1.90%未満」「2.20%以上」(各6社、12.8%)が続いている。

最終集計は6月上旬に公表の予定。

【労働政策本部】
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