日本経団連は21日、2009年春季労使交渉の中小企業業種別回答状況(加重平均)の第1回集計を発表した。
それによると、調査対象(従業員500人未満、17業種764社)の14.8%に当たる113社で回答(了承・妥結を含む)が示され、このうち平均額がわかっている110社の総平均額は3694円、アップ率は1.40%であることが明らかになった。
製造業・非製造業別にみると、製造業87社の平均額は4063円、アップ率は1.51%であった。一方、非製造業23社の平均額は2389円、アップ率は0.95%であった。
同集計は今後、適宜、中間集計を発表し、7月中旬に最終集計を取りまとめる予定。