「体得型」学習を重点に行った「職場改革セミナー」 |
日本経団連事業サービスは先ごろ、東京・大手町の経団連会館で「職場改革セミナー」を開催した。このセミナーは、「職場の人間関係が希薄になったように感じる」「上司や部下とうまくコミュニケーションがとれない」など、職場におけるさまざまな悩みや問題意識の高まりに応えるべく企画したもの。
セミナーでは、ビジネスコーチ代表取締役の細川馨氏を講師に招き、働きやすい職場に変えるにはどうしたらよいかを習得。(1)あなたの職場を診断する(2)働きやすい職場に変革する――の2つを柱として、「職場の信頼関係度診断」や「リーダーとしての強み・弱みを知る」のセルフチェックを行った上で、信頼関係の構築法や相手の行動傾向に応じた効果的なコミュニケーション方法などについて、講義を受ける「知識型」学習だけでなく、講師とのやり取りやグループでの議論などの「体得型」学習を重点に行った。同じ悩みを抱えている参加者同士、休憩時間中も意見交換をする姿がみられるなど、熱のこもったセミナーが展開された。
参加者からは、「求めていたテーマに即した内容であった」「講義だけでなく、ディスカッションもあり、よく理解できた」「“気付き”が多かった」「日常業務ではわいてこない思考法などに触れることができた」などの声が多く寄せられた。