日本経団連が21日に発表した「2008年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況」(加重平均)の第2回集計によると、調査対象(従業員500人以上、21業種・263社)の63.5%に当たる167社で妥結しており、このうち、平均額がわかっている113社の妥結額平均は90万1953円、前年年末比マイナス0.07%であることが明らかとなった。
製造業・非製造業別にみると、製造業101社の妥結額平均は91万8207円で、アップ率は0.31%。一方、非製造業12社の妥結額平均は81万4631円で、アップ率はマイナス2.65%となっている。
妥結額の分布をみると、「90万円以上」(23社、25.3%)が最も多く、次いで「75万円〜80万円未満」(17社、18.7%)、「70万円〜75万円未満」(15社、16.5%)の順となっている。また、アップ率の分布では、最も多いのは「0.0〜2.0%未満」(20社、22.2%)で、以下「マイナス2.0〜0.0%未満」(16社、17.8%)、「2.0〜4.0%未満」(12社、13.3%)が続いている。
次回の集計(最終集計)は、12月中旬に発表予定。