日本経団連タイムス No.2911 (2008年7月3日)

夏季賞与・一時金・大手企業妥結状況

−146社平均、91万9042円/前年夏季比0.41%減


日本経団連が6月25日に発表した2008年夏季賞与・一時金 大手企業妥結状況(加重平均)の第2回集計 <PDF> によると、調査対象(従業員500人以上、21業種263社)の71.9%に当たる189社が妥結しており、このうち平均額がわかっている146社の平均妥結額は91万9042円となった。今回の集計結果を、集計企業(146社)の07年夏季と比べると、0.41%のマイナスという結果となった。

製造業・非製造業別にみると、製造業128社の平均妥結額は93万6034円で、同一企業の07年夏季と比べると、0.01%のマイナスとなっている。一方、非製造業18社の平均妥結額は86万32円で、同一企業の07年夏季と比べると、2.17%のマイナスとなっている。

妥結額の分布をみると、「90万円以上」(22社、17.7%)が最も多く、次いで、「75万円〜80万円未満」(20社、16.1%)、「70万円〜75万円未満」(17社、13.7%)の順となっている。

アップ率の分布では、最も多いのは「0.0〜2.0%未満」(24社、19.7%)で、以下「マイナス2.0〜0.0%未満」(19社、15.6%)、「2.0〜4.0%未満」(18社、14.8%)が続いている。

同集計は、次回(7月中旬予定)をもって、最終集計とする予定。

【労政第一本部労政担当】
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