日本経団連が6月25日に発表した2008年夏季賞与・一時金 大手企業妥結状況(加重平均)の第2回集計 <PDF> によると、調査対象(従業員500人以上、21業種263社)の71.9%に当たる189社が妥結しており、このうち平均額がわかっている146社の平均妥結額は91万9042円となった。今回の集計結果を、集計企業(146社)の07年夏季と比べると、0.41%のマイナスという結果となった。
製造業・非製造業別にみると、製造業128社の平均妥結額は93万6034円で、同一企業の07年夏季と比べると、0.01%のマイナスとなっている。一方、非製造業18社の平均妥結額は86万32円で、同一企業の07年夏季と比べると、2.17%のマイナスとなっている。
妥結額の分布をみると、「90万円以上」(22社、17.7%)が最も多く、次いで、「75万円〜80万円未満」(20社、16.1%)、「70万円〜75万円未満」(17社、13.7%)の順となっている。
アップ率の分布では、最も多いのは「0.0〜2.0%未満」(24社、19.7%)で、以下「マイナス2.0〜0.0%未満」(19社、15.6%)、「2.0〜4.0%未満」(18社、14.8%)が続いている。
同集計は、次回(7月中旬予定)をもって、最終集計とする予定。