日本経団連が23日に発表した、2008年春季労使交渉・中小企業回答状況(加重平均)の第1回集計 <PDF> によると、調査対象(従業員500人未満、17業種761社)の21.6%に当たる164社で回答(了承・妥結を含む)が示され、このうち平均額がわかっている149社の総平均は4412円、アップ率1.68%であることが明らかになった。
製造業・非製造業別にみると、製造業119社の平均は4841円、アップ率1.81%となった。一方、非製造業30社の平均は2180円、アップ率0.91%となった。
同集計は今後、適宜、中間集計を発表し、7月中旬に最終集計を取りまとめる予定。
また、日本経団連は同日、2008年春季労使交渉の大手企業回答状況(加重平均)の第2回集計 <PDF> を発表。平均額のわかっている79社の総平均は6165円、アップ率1.89%という結果であった。