日本経団連は3月28日、2008年春季労使交渉の大手企業回答状況(加重平均)の第1回集計 <PDF> を発表した。
それによると、調査対象(21業種263社)の半数以上(58.6%)に当たる154社で回答(了承・妥結を含む)が示され、平均額がわかっている50社の平均額は6322円、アップ率は1.91%であることが明らかとなった。
昨年の第1回集計結果(49社6208円、1.85%)と比べると、金額で114円、率で0.06ポイントのプラスとなった。また、3年連続で額・率とも前年比増となり、額で2年連続の6000円台乗せ、率で7年ぶりの1.9%台超えとなった。
同集計は今後、適宜、中間集計を発表し、6月上旬に最終集計を取りまとめる予定。