日本経団連の御手洗冨士夫会長は17日、「新潟県中越沖地震」の被災地への支援について、(1)義援金の拠出(2)救援物資の提供――などの協力を、会員代表者に文書で呼び掛けた。
その中で御手洗会長は、新潟県中越沖地震によって大規模な被害が生じ、被災者の方々が極めて不便な避難生活を余儀なくされているとした上で、余震が続く中、救援物資が十分に行き届かず、復興に向けた活動も困難な状況に直面していると指摘。こうしたことから、日本経団連としては、効果的な救援と復興活動を支援する観点から、被災地への支援協力を会員に依頼、具体的には、義援金の拠出や救援物資の提供への協力を呼び掛けている。
義援金と救援物資の募集についての詳細は、次のとおり。
この資金は、「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」において、日本経団連1%クラブとも相談の上、全国各地のNPOのコーディネート費、救援物資の運搬・調整費、中長期的な被災地主体の復興プロジェクトへの助成などとして活用される予定。
今後、1%クラブでは、現地情報を収集しながら救援物資の提供を呼び掛けていく予定。ニーズは日々変化するため、(1)災害ボランティアセンターの運営に必要な備品(2)被災者に届ける救援物資――について、ご支援いただける可能性があれば、1%クラブ事務局までご連絡いただきたい。
日本経済団体連合会1%クラブ事務局(社会第二本部内)
電話:03-5204-1750
ファクス:03-5255-6255
e-mail:1p-club@keidanren.or.jp
URL:http://www.keidanren.or.jp/1p-club/