日本経団連が27日に発表した、「2007年春季労使交渉・中小企業回答状況(加重平均)」の第4回集計 <PDF> によると、調査対象(従業員500人未満、17業種765社)の71.2%に当たる545社で回答(了承・妥結を含む)が示され、このうち平均額がわかっている535社の総平均は4173円、アップ率1.66%であることがわかった。これを同一企業(535社)の昨年実績(3993円、1.59%)と比べると、金額で180円、率で0.07ポイントのプラスとなっている。
製造業・非製造業別にみると、製造業382社の平均は4538円、アップ率1.76%となり、同一企業の昨年実績(4351円、1.70%)と比べると、金額で187円、率で0.06ポイントのプラス。
一方、非製造業153社の平均は3246円、アップ率1.38%となり、同一企業の昨年実績(3079円、1.29%)と比べると、金額で167円、率で0.09ポイントのプラスという結果となった。
同集計は、次回(7月中旬予定)をもって、最終集計とする予定。