日本経団連が6日に発表した、「2007年春季労使交渉・中小企業回答状況(加重平均)」の第3回集計 <PDF> によると、調査対象(従業員500人未満、17業種765社)の50.6%に当たる387社で回答(了承・妥結を含む)が示され、このうち平均額がわかっている379社の総平均は4278円、アップ率1.68%であることがわかった。これを、同一企業(379社)の昨年実績(4063円、1.60%)と比べると、金額で215円、率で0.08ポイントのプラスとなっている。
製造業・非製造業別にみると、製造業288社の平均は4623円、アップ率1.78%となり、同一企業の昨年実績(4410円、1.71%)と比べると、金額で213円、率で0.07ポイントのプラス。
一方、非製造業91社の平均は3091円、アップ率1.31%となり、同一企業の昨年実績(2793円、1.17%)と比べると、金額で298円、率で0.14ポイントのプラスという結果となった。