日本経団連が24日に発表した「2007年春季労使交渉・中小企業回答状況(加重平均)」の第2回集計 <PDF> によると、調査対象(従業員500人未満、17業種765社)の40.3%に当たる308社で回答(了承・妥結を含む)が示され、このうち平均額がわかっている298社の総平均は4388円、アップ率1.71%であることがわかった。これを、同一企業の昨年実績(4179円、1.63%)と比べると、金額で209円、率で0.08ポイントのプラスとなっている。
製造業・非製造業別にみると、製造業226社の平均は4710円、アップ率1.79%となり、同一企業の昨年実績(4483円、1.72%)と比べると、金額で227円、率で0.07ポイントのプラス。
一方、非製造業72社の平均は3273円、アップ率1.37%となり、同一企業の昨年実績(3019円、1.26%)と比べると、金額で254円、率で0.11ポイントのプラスという結果となった。