日本経団連タイムス No.2837 (2006年11月16日)

第61回全労委連絡協議会総会開く

−永年勤続使用者委員を表彰/公労使が3議題審議


第61回全国労働委員会連絡協議会総会が9、10の両日、都内で開催され、全国から地方労働委員会、中央労働委員会の委員が出席した。

総会に先立ち、前日の8日には使用者委員の打ち合わせが行われ、藤田弘道・日本経団連労働法規委員長のあいさつに続き、永年勤続使用者委員に対する感謝状・記念品が贈呈された。その後、使用者委員副議長候補者を決定し、同総会の議題に対する発言の要旨説明ならびに討議を行った。続いて、第7回全国労働委員会使用者委員連絡会議総会が開催され、事務局から活動経過および今後の活動方針について報告があった。

9日の総会本会議1日目は、山口浩一郎全労委協議会会長(中労委会長)のあいさつ、松野博一厚生労働大臣政務官のあいさつ、運営委員長報告、事務局長報告、永年勤続委員の表彰が行われた。その後、2日目の午前中まで3つの議題について公労使による議題審議が行われた。2日間にわたって討議された議題および使用者委員の意見発表者、場内発言者と副議長、永年勤続使用者委員は次のとおり(敬称略)。

議題使用者委員の
意見発表者・
場内発言者
副議長
(1)「賃金、昇進・昇格等差別事件における大量観察方式活用および物件提出命令の運用のあり方について」山本憲治(大阪)
小島浩(東京)
水谷正昭(群馬)
清川忠(福井)
星澤哲也(長野)
(2)「当事者が弁護士を選任しない場合の審査の進め方について」志田融(長崎)
橋本章(中労委)
渡辺泰方(高知)
星澤哲也(長野)
(3)「労働審判制度開始を受けた労働委員会のあり方」示野一雄(北海道)
柳本良逸(広島)
向井仲和美(京都)
平野繼彦(神奈川)

〔永年勤続使用者委員〕

〈15年〉
上田茂(岡山)
〈10年〉
笹森悦郎(青森)、澤山惠彦(岩手)、武田吉則(山形)、菊地武夫(福島)、菅野英治(福島)、山崎幸男(千葉)、星澤哲也(長野)、石井満洲男(静岡)、大田弘純(三重)、志田融(長崎)、白井太(中労委)
【労政第二本部労働法制担当】
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