日本経団連は7日、東京・大手町の経団連会館で会長・副会長会議を開き、奥田碩会長の後任会長として、御手洗冨士夫副会長を内定した。正式には、来年5月の定時総会で選任される。御手洗副会長は現在、経済法規委員長を務めている。
会長・副会長会議後に行われた記者会見で奥田会長は、御手洗副会長を後任会長候補に推薦した理由として、「人格・識見に優れていること、製造業出身であり、個人としても会社としても国際性が高いこと」に加え、「グローバルスタンダードの良いところを取り入れている一方で日本的経営も志向しており、バランスがとれた経営者である」点を挙げた。