日本経団連タイムス No.2774 (2005年7月7日)

21・22日に「第4回東富士夏季フォーラム」

−「戦後60年−日本の課題と好機」をテーマに開催


日本経団連は21、22の両日、静岡県小山町の経団連ゲストハウスで、「第4回東富士夏季フォーラム」を開催する。今回の統一テーマは「戦後60年―日本の課題と好機」。5名の講師を招いて、(1)人づくり・社会づくり (2)歴史認識 (3)競争力 (4)国際貢献 (5)政治システム――について、テーマごとに講演を聴くとともに、講師と参加者とで質疑を行い、議論を深める。奥田碩会長、森下洋一評議員会議長はじめ、副会長、評議員会副議長ら40名のほか、夫人も参加。議長は御手洗冨士夫副会長が務める。

◆1日目

1日目はまず、「ユニバソロジの世界観―社会を活性化する意識改革」と題して毛利衛・日本科学未来館館長が、次いで「歴史の声を聞く―戦後60年の日本の歩みと今後の課題」と題して御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター教授がそれぞれ講演を行い、参加者との意見交換を行う。

◆2日目

2日目は「ものづくり進化論―グローバル競争の中で高まる日本の強み」と題して藤本隆宏・東京大学教授ものづくり経営研究センター長が、また「国際貢献の現実―イラクで感じた日本への期待と課題」と題して番匠幸一郎・第1次イラク復興支援群長が、次いで「政党政治の明日―政治的現実を変えるために」と題して佐々木毅・東京大学前総長が、それぞれ講演と、参加者との意見交換を行う。

◇ ◇ ◇

同フォーラムは、日本経団連の総合的な政策提言能力と実行力を高める観点から、内外の政治・経済・社会にかかわる諸課題について、集中討議による意見交換を行う場として毎年夏に開催しており、今回で第4回を数える。

【社会本部企業・社会担当】
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