日本経団連が8日に発表した「2005年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況」の第3回集計<PDF>によると、調査対象737社(従業員500人未満、17業種)のうち、346社(全体の46.9%)で回答が示されており、このうち平均額がわかっている325社の回答額平均(了承・妥結含む)は3895円、アップ率は1.51%であることがわかった。今回の集計結果を、同一企業の昨年実績(3824円、1.47%)と比べると、額で71円の増加、率で0.04ポイントのプラスとなっている。
製造業・非製造業別では、製造業243社の回答額平均は4158円、アップ率は1.59%で、昨年実績(4054円、1.54%)と比べると、額で104円の増加、率で0.05ポイントのプラス。一方、非製造業82社の回答額平均は2952円、アップ率は1.19%となり、昨年実績(3011円、1.21%)と比べると、額で59円の減少、率は0.02ポイントのマイナスとなっている。