日本経団連タイムス No.2731 (2004年7月22日)

夏季賞与・一時金交渉大手最終集計

−208社平均、82万9030円/昨年よりも2万2974円増


日本経団連は21日、「2004年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結結果」(最終集計)<PDF>を発表した。それによると、調査対象(主要22業種、大手288社)のうち、集計可能な208社の妥結額平均は82万9030円で、昨年夏季の最終集計妥結実績(213社平均、80万6056円)と比べると、2万2974円のプラス、アップ率2.85%となった。

製造業・非製造業別では、製造業169社の妥結額平均は82万3654円で、昨年夏季の最終妥結実績(173社平均、79万4537円)と比べると、2万9117円のプラス、アップ率3.66%となっている。
一方、非製造業39社の妥結額平均は84万1350円で、昨年夏季の最終妥結実績(40社平均、83万833円)と比べると、1万517円のプラス、アップ率1.27%。

妥結額の分布をみると、「65万円以上70万円未満」と「75万円以上80万円未満」(27社、13.4%)が最も多く、以下、「70万円以上75万円未満」(25社、12.4%)、「60万円以上65万円未満」(24社、11.9%)の順となっている。

また、昨年夏季の同一企業実績と比較したアップ率の分布では、「0.0%以上2.0%未満」(42社、22.0%)が最も多く、次いで「10.0%以上」(36社、18.8%)、「△2.0%以上0.0%未満」(25社、13.1%)と続いている。

【労働政策本部労政・企画担当】
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