日本経団連タイムス No.2729 (2004年7月8日)

夏季賞与・一時金交渉/大手の9割弱、254社で妥結

−176社平均83万9868円/額、率とも昨夏比プラス


日本経団連は7日、「2004年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結状況」<PDF>の中間集計結果を発表した。それによると、調査対象(主要22業種、大手288社)の88.2%にあたる254社で妥結し、このうち、集計可能な176社の妥結額平均は83万9868円で、昨年夏の同一企業の妥結実績(81万1643円)と比べると、2万8225円のプラス、アップ率3.48%であることがわかった。

製造業・非製造業別では、製造業152社の妥結額平均は83万6509円で、昨年夏の妥結実績(79万7752円)と比べると、3万8757円のプラス、アップ率4.86%となっている。
一方、非製造業24社の妥結額平均は84万7712円で、昨年夏の妥結実績(84万3679円)と比べると、4033円のプラス、アップ率0.48%。

妥結額の分布をみると、「65万円以上70万円未満」と「75万円以上80万円未満」(ともに24社、14.2%)が最も多く、次いで、「70万円以上75万円未満」(23社、13.6%)の順となっている。

また、昨年夏の妥結実績と比較したアップ率の分布をみると、最も多いのは「0.0%以上2.0%未満」(38社、22.5%)で、以下、「10.0%以上」(33社、19.5%)、「△2.0%以上0.0%未満」「2.0%以上4.0%未満」(ともに21社、12.4%)と続いている。

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最終集計は7月21日に発表する予定。

【労働政策本部労政・企画担当】
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