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経営タイムス No.2698 (2003年11月6日)

年末賞与・一時金交渉/妥結額、140社平均79万7978円


日本経団連が10月29日に発表した、2003年年末賞与・一時金妥結状況(加重平均、中間集計)<PDF>によると、調査対象企業(主要22業種、大手293社)のうち209社が妥結済みであることがわかった。そのうち、集計可能な140社の妥結額平均は79万7978円で、同一企業の前年年末実績(77万7096円)と比べると、金額で2万882円の増加、率で2.69%のプラスとなった。

製造業・非製造業別では、製造業121社の妥結額平均は78万9404円で、同一企業の前年年末実績(75万5090円)と比べると、3万4314円増加し、4.54%のプラス。
一方、非製造業19社の妥結額平均は82万9750円で、前年年末実績(85万8551円)と比較し、2万8801円減少し、3.35%のマイナスとなった。

妥結額の分布をみると、「60〜65万円未満」(22社、10.7%)と「65〜70万円未満」(22社、10.7%)が最も多く、次いで「55〜60万円未満」(21社、10.2%)。
また、前年同期比の伸び率の分布は、「0.0%〜2.0%未満」(34社、16.8%)、「10.0%以上」(16社、7.9%)、「△10.0%未満」(14社、6.9%)の順となった。


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