経営タイムス No.2685 (2003年7月24日)
日本経団連は23日、「2003年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果」<PDF>(加重平均、最終集計)を発表した。これによると、調査対象(主要22業種、大手294社)のうち、集計可能な213社の妥結額平均は80万6056円で、昨年夏の最終妥結実績(221社平均76万9564円)と比べると、額で3万6492円増加し、率でプラス4.74%となった。
製造業、非製造業別では、製造業173社の妥結額平均は79万4537円で、昨年夏の最終実績(178社平均74万4427円)と比べると、額で5万110円増加し、率でプラス6.73%となっている。
一方、非製造業40社の妥結額平均は83万833円で、昨年夏の最終実績(43社平均81万7948円)と比べて、額で1万2885円増加し、率でプラス1.58%となっている。
妥結額の分布を見ると、「65万円以上70万円未満」(29社、14.1%)が最も多く、「55万円以上60万円未満」「60万円以上65万円未満」(各26社、12.6%)、「70万円以上75万円未満」(23社、11.2%)と続いている。
また、昨年夏の同一企業実績と比べた伸び率の分布を見ると、「0.0〜2.0%未満」(49社、24.3%)が最も多く、次いで、「10.0%以上」(32社、15.8%)、「マイナス2.0〜0.0%未満」(24社、11.9%)の順となっている。