経営タイムス No.2680 (2003年6月19日)
日本経団連は18日、「2003年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結状況<PDF>」(加重平均、中間集計)を発表した。それによると、調査対象(主要22業種、大手294社)の82.3%にあたる242社で妥結していることがわかった。
このうち、集計可能な178社の妥結額平均は80万9104円で、昨年夏の同一企業の妥結実績(77万5602円)と比べると、額で3万3502円増加し、率でプラス4.32%となった。
製造業、非製造業別では、製造業160社の妥結額平均は78万6811円で、昨年夏の実績(74万938円)と比べると、額で4万5873円増加し、率でプラス6.19%となっている。
一方、非製造業18社の妥結額平均は87万4529円で、昨年夏の実績(87万9086円)と比べて、額で4557円減少し、率ではマイナス0.52%となっている。
妥結額の分布をみると、「55万円以上60万円未満」(26社、15.2%)が最も多く、次いで、「60万円以上65万円未満」「65万円以上70万円未満」(各23社、13.5%)、「75万円以上80万円未満」(21社、12.3%)の順。
また、昨年夏の実績と比べた伸び率の分布をみると、「0.0〜2.0%未満」(41社、24.6%)が最も多く、次いで、「10.0%以上」(29社、17.4%)、「マイナス2.0〜0.0%未満」(18社、10.8%)の順となっている。