経団連くりっぷ No.67 (1997年11月27日)
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真の国際人の育成を目指して
海外事業活動関連協議会(CBCC)では、草の根レベルでの若者の国際相互理解に寄与すべく、従来よりアップウィズピープル(本部:米国コロラド州)への支援を行なっています。昨年に引き続き、世界20カ国、131名の若者が来日し、8都市で地域の人々との「ふれあい」をテーマに活動を行なったのを機に、10月29日経団連会館において交流会を開催しました。
アップウィズピープルの若者は、年間3万マイル、5カ国を旅し、約100の家庭でホームスティしながら、ショーパフォーマンスと地域貢献活動を行ないます。交流会当日のメンバーの言葉から、彼らの生活を覗いてみましょう。
- キャロリン・ケルソーさん(アメリカ)
- アップウィズピープルは、世界各国の人々と暮らしながら、忍耐、思いやり、人とのつきあい方を学ぶこと。また、気になることに対して、文句を言うだけでなく、実際に行動すること。
- ロジャー・ヴェリケットさん(アメリカ)
- ホームスティという親密な交流を通じて、相手の文化を理解し、どういう付き合い方をするのか知ることができる。
- ホアン・シエラさん(ベネズエラ)
- 今回のミュージカルのメッセージは、友情と国際理解はコミュニティを一体にすることができるというものである。
- アニータ・ボッシュさん(スイス)
- お世話になった地域への恩返しを込めて、地域の方々と一緒に行なう地域貢献活動を通して、自分の責任を自覚することができる。
- ダニエラ・カルバケンパーさん(ドイツ)
- スタッフと一緒にさまざまな活動の企画・運営に携わることにより、実務経験を積み、コミュニケーション力、組織運営力、チームワーク、問題解決力を身につけることができる。

テーマソングを熱唱するメンバー達
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