日本トルコ経済委員会では、2月14日から16日にかけて、トルコの首都アンカラにおいて第9回日本トルコ合同経済委員会を開催した。同会合には、経団連側から関日本トルコ経済委員長以下55名が、トルコ側からはタラ委員長(エンカ・グループ会長)以下131名が参加した。昨年12月のトルコの総選挙の結果を受け、組閣に向けた連立協議が山場を迎えた中での合同経済委員会の開催となったが、デミレル大統領、連立の渦中にある主要5政党の代表、主要官庁からの代表の参加も得て、トルコの今後の経済政策、トルコとEUの関税同盟の影響、トルコの民営化、トルコ国内の主要プロジェクト、中央アジアや環黒海諸国での協力等をめぐり参加者の間で活発な意見交換が行われた。以下はデミレル大統領のスピーチの要旨および合同経済委員会の概要である。
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![]() 関 委員長
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