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会長コメント/スピーチ  記者会見における会長発言 定時総会後の記者会見における榊原会長発言要旨

2014年6月3日
一般社団法人 日本経済団体連合会

アベノミクスによりデフレ脱却が見えてきた日本経済を本格的な成長軌道に乗せられるかどうかは、ここ数年間の政府、経済界の取り組みにかかっている。経団連としても、全力を挙げて「日本再興」の確固たる礎を築き、「未来への責任」を果たしていく。

「日本再興」の大きな鍵はイノベーションである。イノベーションは資源に乏しいわが国が国際競争力を強化するための生命線であり、最大の強みである。イノベーションを核にダイナミズムを巻き起こし、経済成長を推進していく。

一方、グローバリゼーションは21世紀の大きな潮流であり、これを積極的に利用し、日本の強みである技術力を世界に果敢に発信するとともに、海外の活力を積極的に取り込んでいく。

経団連としては、「日本再興」に向けて、広く国民が共感し、支持できる「経団連ビジョン」を策定するとともに、みずからの改革に取り組んでいく。同時に、政治との連携を一段と強め、「強い日本」、「強い経済」の実現に向けて、最大限協力していく。また、地域社会との絆、他の経済団体との連携も重要である。さらには、諸外国、とりわけ中国、韓国との関係改善を最重要課題と位置づけて取り組んでいく。

以上

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