2019年7月21日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
自民党・公明党の両党による安定した政治の態勢が継続する結果となったことを大いに歓迎する。
今回の選挙で、確固たる実績のもとでチャレンジする安倍政権が、新時代に相応しい政権として、国民の支持を得たものと考える。
目下、わが国では、アベノミクスによる緩やかな経済成長の流れを更に加速させ、日本経済を新しい成長のステージに発展させる必要がある。そのために安倍政権には、Society 5.0の実現を中心とする成長戦略を強力に実行していただきたい。また、経済成長との両立を図りつつ、抜本的な社会保障制度改革や財政健全化をはじめとする経済構造改革、エネルギー・環境政策を推進することも求められる。不透明な国際情勢が続く中、経済と外交、安全保障を一体的に議論し、世界規模の課題解決・ルールづくりで日本がリーダーシップを発揮していくことも重要である。
経済界は、安倍政権の政策遂行に全面的に協力するとともに、総力を挙げて「Society 5.0 for SDGs」を実行フェーズに移し、夢のある未来社会を構築していく。デジタル化の波が世界経済全体の枠組みを急速なスピードで変えようとしている中、われわれ自身も変化をおそれず、新たな時代を切り拓くべく果敢に取り組む覚悟である。
以上