経団連は6月21日、2022年夏季賞与・一時金(ボーナス)の大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第1回集計を発表した。
調査対象(21業種253社)のうち、集計可能な16業種105社、約58.5万人の平均額は92万9259円だった。今回集計した105社の前年夏季の平均額(81万6500円)と比べて、11万2759円増、13.81%のプラスとなった。対前年比は4年ぶりにプラスに転じたうえ、第1回集計ではあるものの、現行の集計方法となった1981年以降で最高値を記録した。
業種別にみると、16業種中11業種(21年の第1回集計では5業種)が前年以上の金額となっており、うち8業種(同2業種)で90万円を超えている(食品、化学、鉄鋼、機械金属、電機、自動車、造船、建設)。
今後は、8月上旬に最終集計を取りまとめる予定。
【労働政策本部】