経団連は6月25日、2021年夏季賞与・一時金の大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第1回集計を発表した。
調査対象(21業種251社)のうち、20業種143社(57.0%)の妥結を把握しており、集計可能な15業種104社の平均額は84万1150円となった。
今回集計した企業(104社)の前年夏季の平均妥結額(90万7151円)を下回っている(マイナス6万6001円、マイナス7.28%)ものの、第1回集計としては、13年から9年連続して80万円超の水準は維持した。
業種別にみると、金額では、54万1614円(鉄鋼)から131万8655円(建設)で妥結しているなど、分散している。
増減率については、プラスが5業種ある一方、マイナスが10業種となっている。
今後は、7月下旬に最終集計を取りまとめる予定である。
【労働政策本部】