APECの公式な民間諮問団体であるABAC(APECビジネス諮問委員会)日本委員に國分文也 丸紅会長(経団連審議員会副議長)、代理委員に今村卓 同執行役員が就任した。
髙橋規 三井物産顧問の辞任に伴い、6月22日に菅義偉首相から後任として指名された。これによりABAC日本委員は、遠藤信博 日本電気会長、中曽宏 大和総研理事長、代理委員の松木俊哉 日本電気執行役員常務に、國分委員、今村代理委員を加えた5名で活動を推進していく。
2021年のABACはニュージーランドが議長国を務め、「人、場所、繁栄」を全体テーマに掲げ、「地域経済統合」「持続可能性」「包摂」「デジタル」「経済」の5つの作業部会を設置し、諸課題への取り組みを進めている。今年のABAC国際会議はすべてオンラインとなり、2月9日に第1回会議、5月11日に第2回会議を開催し、8月3日に第3回会議、11月に第4回会議およびAPEC首脳との対話を予定している。