経団連は1月21日、ピッチイベント「Keidanren Innovation Crossing (KIX)」のオンライン版である「KIX+」の第9回イベント(協力=Aniwo)を開催、スタートアップおよび大企業から総勢約170名が参加した。
齊藤昇スタートアップ委員会企画部会長による開会あいさつの後、在日イスラエル大使館経済部のダニエル・コルバー公使が、日本とイスラエルのさらなる連携強化に向けたメッセージを寄せた。
また、Aniwoの寺田彼日CEOから、日本の大企業とイスラエルスタートアップとの協業事例について説明があった。
続くスタートアップピッチでは、「海外スタートアップとのさらなる協創に向けて」をテーマに、イスラエル発スタートアップ6社(Nathaniel Zenou Browsi Co-Founder&CEO、Gonen Krak AironWorks Co-Founder&CTO、平尾充啓 Binah.ai VP Sales Japan、Elkana Pressler Brightmerge CEO、Yaron Shenhav SolCold Co-Founder&CEO、Avi Cohen The Floor Co-Founder&CEO)が登壇。広告収入の最大化・最適化を目指すSaaS(Software as a Service)、イスラエル国防軍での経験を活かしたサイバーセキュリティソリューションサービス、スマートフォンやPCを活用してバイタルサインを取得するサービス、再生可能エネルギー事業者向けのSaaS、太陽光を用いて冷却できる新素材、金融業界向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)サービス等を紹介した。
前回に引き続きイベントプラットフォームを利用し、登壇者と参加した大企業との間で活発な質疑を行った。
なお、2月もオンラインにて第10回KIX+を開催する予定である。
【産業技術本部】