経団連は6月16日、2017年春季労使交渉の中小企業業種別回答状況(加重平均)の第1回集計を発表した。調査対象(原則として従業員数500人未満の中小企業17業種741社)のうち、17業種245社(33.1%)で回答(了承・妥結を含む)が示されており、集計可能な17業種242社の総平均は4695円、アップ率1.84%であった。前年の第1回集計値(2016年6月10日、4488円、1.76%)と比べると、額で207円、率で0.08%ポイントのプラスとなった。
業種別では、製造業平均は5245円、2.02%(同4891円、1.87%)で前年より増加し、非製造業平均は3740円、1.52%(同3794円、1.56%)とほぼ横ばいとなっている。
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今後は、7月下旬に最終集計を取りまとめる予定。
【労働政策本部】