経団連は11日、都内で「第5回経団連グローバルキャリア・ミーティング」を開催した。
同会合は、海外留学を終えて帰国した大学4年生・大学院修士課程2年生を対象とした合同就職説明・面接会。日本人学生が海外留学をためらう理由の1つとして「留学後の就職活動の難しさ」が指摘されることを受け、「経団連グローバル人材育成スカラーシップ事業」の一環として毎年夏に開催されている。
当日は、全国の大学から過去最多となる340名(うち外国籍71名)の学生が参加、経団連会員企業の協力を得て実施している「経団連グローバル人材育成スカラーシップ」の奨学生も多数来場した。
会場では、経団連会員企業33社・グループが説明・面接会を実施し、学生たちが熱心に企業のブースを訪問する姿がみられた。参加した学生からは「この時期、各業界のトップ企業を訪問できる機会はとても貴重である」「多くの企業が留学経験を高く評価してくれた。就職活動が不安だったが、留学してよかった」「グローバル事業に力を入れている企業の話を聞くことができた」などの声が聞かれた。
参加企業は次のとおり(50音順)
旭化成▽NTTグループ(8社)▽小松製作所▽JXエネルギー▽シスメックス▽清水建設▽新日鐵住金▽住友化学▽積水化学工業▽全日本空輸▽損害保険ジャパン日本興亜▽第一生命保険▽東京ガス▽東洋製罐▽東レ▽TOTO▽トヨタ自動車▽日産自動車▽日新▽日新製鋼▽日本政策投資銀行▽日本通運▽野村證券▽パナソニック▽東日本旅客鉄道▽日立製作所▽日野自動車▽富士通▽富士電機▽富士フイルム▽三井住友信託銀行▽三菱重工業▽三菱東京UFJ銀行
【教育・スポーツ推進本部】