経団連の中西宏明副会長・南アジア地域委員長と庄田隆南アジア地域委員長は1日、都内でインドのアルン・ジャイトリー財務大臣と懇談した。
懇談において、中西・庄田両委員長からは、日本企業のインド進出を加速するためにもインドのビジネス環境整備が必要である旨、説明した。これに対しジャイトリー財務相からは、次の発言があった。
インドは社会主義経済から脱却して25年間しか経験がなく、自由化を加速する動きはモディ政権誕生以来の2年間程度にすぎない。インドは、今後ともビジネス環境改善に取り組んでいくが、日本の協力も必要である。インドのビジネス環境は、以前よりもビジネス・フレンドリーになってきており、日本企業の一層の進出を期待している。
【国際協力本部】