経団連は13日、2014年年末賞与・一時金の大手企業業種別妥結状況(加重平均、第1回集計)を発表した。
調査対象(20業種・大手240社)のうち、11業種89社(37.1%)で妥結しており、平均額がわかっている10業種76社の総平均は89万3538円であった。前年の妥結額(84万4717円)と比較して、額で4万8821円増、率で5.78%アップとなり、2年連続して5%を超える伸びとなった。
妥結額の分布は、「80万~85万円未満」(21.1%)が最も多く、以下「65万~70万円未満」(17.5%)、「75万~80万円未満」(12.3%)の順となっている。
前年からの増減率の分布は、「2.0~4.0%未満」(22.8%)が最も多く、「4.0~6.0%未満」(19.3%)、「0.0~2.0%未満」(17.5%)が続いている。前年を上回った企業が9割超(91.2%)を占めており、10%以上アップした企業も1割超(15.8%)あった。
今後は、12月下旬に最終集計を取りまとめる予定。
【労働政策本部】