経団連は5月29日、2014年夏季賞与・一時金の大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第1回集計を発表した。
調査対象(20業種240社)のうち、20業種140社(58.3%)で妥結しており、このうち、集計可能な15業種74社の総平均は88万9046円で、今回集計した企業(74社)の前年妥結額(81万7155円)と比べて、7万1891円増(プラス8.80%)となり、2年連続で前年比プラスとなった。
妥結額の分布をみると、「70~75万円未満」が14.9%(10社)で最も多く、続いて「60~65万円未満」と「75~80万円未満」が各13.4%(9社)となっているほか、「90万円以上」も10.4%(7社)に上っている。
増減率(前年夏季比)の分布では、「10.0%以上」が22.4%(15社)で最も多くなっており、以下「2.0%~4.0%」(17.9%、12社)、「4.0%~6.0%」(14.9%、10社)の順となっている。
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今後は、7月下旬に最終集計を取りまとめる予定。
【労働政策本部】