海外留学を終えて帰国した大学4年生と大学院修士課程2年生を対象とする合同就職説明・面接会「経団連グローバルキャリア・ミーティング」が7月31日、東京・大手町の経団連会館で開催された。
大学生・大学院生が海外留学をためらう理由の一つとして、「留学後の就職活動の難しさ」が指摘されている。そこで「経団連グローバル人材育成スカラーシップ事業」の一環として、2012年夏に同ミーティングを初めて実施したところ、参加した学生などから好評を得たため、今年も留学生が帰国する時期に合わせて、第2回となるミーティングを開催した。
■ 30企業と学生230名が参加
当日は、経団連会員企業30社・グループが出展。政府の国際化拠点整備事業「グローバル30」で採択された13大学をはじめ、全国の大学から約230名の学生が来場した。12年度から開始した新たな奨学金「経団連グローバル人材育成スカラーシップ」の第1期帰国生も参加したが、各業界の代表的企業が一堂に会したイベントとあって、学生たちは精力的に企業を訪問、終日にわたって熱心に説明・面接を受ける姿がみられた。
当日の参加企業は次のとおり(50音順)。
出光興産▽SGホールディングスグループ(2社)▽NTTグループ(7社)▽小松製作所▽JX日鉱日石エネルギー▽資生堂▽島津製作所▽新日鐵住金▽住友化学▽住友商事▽積水化学工業▽全日本空輸▽損害保険ジャパン・日本興亜損害保険▽第一生命保険▽ダイキン工業▽東芝▽TOTO▽トヨタ自動車▽日本政策投資銀行▽日本生命保険▽野村證券▽パナソニック▽東日本旅客鉄道▽日立製作所▽日野自動車▽富士電機▽三井住友信託銀行▽三菱化学▽三菱重工業▽三菱マテリアル
【社会広報本部】