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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2013年3月28日 No.3125 高村自民党副総裁と懇談 -高村副総裁「成長戦略の実行へ環境整備に取り組む」

あいさつする高村自民党副総裁

経団連は19日、都内で自由民主党の高村正彦副総裁と当面の重要政策課題をめぐって、意見交換を行った。

冒頭、米倉会長は、「第2次安倍政権は経済の再生を最優先課題に、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を『3本の矢』として掲げ、次々に具体的な政策を実行に移してきた。そして、15日には、安倍総理がTPP交渉への参加を正式に表明された」「こうした動きを受けて、市場では、行き過ぎた円高の是正と株価の回復が進みつつあり、わが国企業を取り巻く事業環境にもようやく明るい兆しが見えてきた」と安倍政権の政権運営を評価したうえで、「高村副総裁には引き続き、政府・与党が一体となって、日本経済の再生のために必要な政策を力強く、スピーディーに推進してほしい」と述べ、政府・与党への期待感を示した。

続いてあいさつした高村副総裁は、「昨年の総選挙で自民党は、『日本を取り戻す』を掲げ、国民にそのために実現したい政策を訴えた。国民に勝たせてもらった以上、公約に掲げた政策を実現する責任がある。内閣支持率、自民党の政党支持率ともに選挙直後より上昇している。国民にも政策が実現しつつあることを実感してもらえている」と述べたうえで、「『3本の矢』のうち、もっとも重要なのは成長戦略であり、経済のメーンプレーヤーである企業にどれだけ活動してもらえるかがカギとなる」「雇用、賃金、消費の好循環をつくり、企業には収益を上げて、さらに給与も上げてもらいたい。政治としても賃上げを要請する以上、政治の責任として事業環境のグラウンド整備を行う。要望があれば伝えてもらいたい」と述べ、成長戦略の実行に向けて、規制改革など環境整備に取り組む姿勢を示した。

その後、懇談会では、成長戦略や規制改革、TPPなどをめぐって意見交換が行われた。

【政治社会本部】

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