経団連は5月31日、2012年夏季賞与・一時金の大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第1回集計を発表した。
調査対象(21業種245社)のうち、13業種85社(34.7%)で妥結しており、このうち、平均額がわかっている12業種80社の総平均額は77万2780円となった。東日本大震災やタイの洪水被害に加え、円高や欧米諸国の景気低迷による企業業績の悪化などを受けて、前年の妥結額(80万1160円)と比べて、額・率ともに3年ぶりのマイナス(2万8380円減、3.54%減)となった。
業種別にみても、製造業の平均額は76万6371円(前年夏季比3万2777円減、4.10%減)、非製造業の平均額は79万444円(同1万6347円減、2.03%減)と、いずれもマイナスとなった。
【労働政策本部】