リケジョを増やし、価値創造力を高める
企業が持続的な成長を遂げるためには、新たな価値を創造し続けていくことが不可欠である。経団連では「価値協創型DX」を提唱し、企業、スタートアップ、アカデミアや政府・自治体といった多様な主体による連携の重要性を指摘している。
企業が持続的な成長を遂げるためには、新たな価値を創造し続けていくことが不可欠である。経団連では「価値協創型DX」を提唱し、企業、スタートアップ、アカデミアや政府・自治体といった多様な主体による連携の重要性を指摘している。
コロナ禍やロシアによるウクライナ侵略、頻発する自然災害などを背景に、平和な日常の重要性が人々に強く認識されることとなった。生活者の考え方は多様化し、消費を巡る価値観も変化してきている。こうした中、企業には「多様な幸せの実現」を起点にしたビジネス展開が求められつつあり、生活者とダイレクトに接点を持つ生活サービス産業は、生活者価値を起点とした社会形成の牽引役となることが期待されている。
経団連は2022年7月に報告書「ライフ・サービス・トランスフォーメーション(LX)」を公表し、消費の新たな潮流を整理し、生活サービス産業が克服すべき課題と変革の方向性を示した。
本特集では、生活者・企業を取り巻く環境や価値観の変化に関する捉え方と、LX推進に向けた企業の取り組みの方向性について探る。
鼎談:デジタルネイティブ「Z世代」とともに、今後のライフ・サービスを考える
─パーソナル・エシカル・プレミアムの潮流とメタバースの未来
行政にサービスデザインの発想を取り入れる
浅沼 尚(デジタル庁デジタル監)
データテクノロジーを活用したD2C
森 雄一郎(FABRIC TOKYO代表取締役CEO)
子どもたちの探究学習が企業イノベーションを加速する
神田 昌典(アルマ・クリエイション代表取締役/学修デザイナー協会理事)
子どものひらめきをビジネスにする
―「悟空のきもち THE LABO」さんぽセルができるまで
根本 誠也(専修大学2年)
誰も孤立せず何度でもやり直せる社会を目指して
―ホームレス問題を寮付き求人紹介で解決する「いえとしごと」の実践
市川 加奈(Relight社長)
BEYOND TOFU
―日本の伝統食品の逆襲
鳥越 淳司(相模屋食料社長)
【提言】
自由で開かれた国際経済秩序の再構築に向けて
―貿易投資分野における日本の役割と戦略
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/081.html
中村 邦晴(経団連副会長、通商政策委員長/住友商事会長)
早川 茂(経団連審議員会副議長、通商政策委員長/トヨタ自動車副会長)
【提言】
Society 5.0の達成に向けて
―2022年度規制改革要望
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/078.html
筒井 義信(経団連審議員会副議長、行政改革推進委員長/日本生命保険会長)
時田 隆仁(経団連審議員会副議長、行政改革推進委員長/富士通社長)
【提言】
Society 5.0時代の海洋政策
―次期海洋基本計画に対する意見
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/080.html
満岡 次郎(経団連審議員会副議長、海洋開発推進委員長/IHI会長)
外国人との共生社会実現に向けてシンポジウムを開催
瀬戸 まゆ子(経団連産業競争力強化委員会外国人政策部会長
/リコーコーポレート上席執行役員CHRO)
あの時、あの言葉
和して同ぜず
新納 啓介(あいおいニッセイ同和損害保険社長)
Essay「時の調べ」
機械と人間のエモーショナルな関係
市原 えつこ(メディアアーティスト)