災害被災地支援情報

１．ハイチにおける地震被災地への支援について

最大３００万人が被災したと推定されるハイチ地震につきましては、前号の１％クラブニュース増刊号（１月１４日発行）においてジャパン・プラットフォーム(ＪＰＦ)と日本赤十字社の義援金（救援金）口座をご紹介し、皆様のご支援・ご協力をお願いいたしております。

≪紹介先の主な活動状況≫

(1) ジャパン・プラットフォーム(ＪＰＦ)

1. ＪＰＦは、ＮＧＯ、経済界、政府が協力・連携して、難民発生時や自然災害時の緊急援助をより効率的かつ迅速に行うための組織。

2. 地震発生２週間後の現在、以下の５団体が現地入りし、被災地におけるニーズ調査を実施、物資配布等の支援実施の準備を進めている。さらに２団体が支援を検討中。

   • ＩＣＡ文化事業協会（ＩＣＡ）
     レオガン地域における食糧および生活物資の配布。米、缶詰、粉ミルクなどの配布を予定。
   • ジェン（ＪＥＮ）
     グランゴアーブにて、シェルター（仮設住宅）を作るためのツールキット（トタン板、ハンマー、のこぎり、釘など）の配布を準備中（配布対象数：800世帯予定）。
   • 日本国際民間協力会（ＮＩＣＣＯ）
     ペティオンヴィユにてプラスチックシート、水、食糧、生活物資等の緊急支援物資の配布（配布対象数：避難所22か所予定）。
   • ピースウィンズ・ジャパン（ＰＷＪ）
     ポルトープランスにて緊急支援物資の配布に向けたアセスメント実施中。
   • ワールド・ビジョン・ジャパン（ＷＶＪ）
     ポルトープランスにて1,200世帯（6,000人）にテントの配布を実施する。テントは5-7人用で、雨季にも耐える材質のもの。

◆連絡先：

ジャパン・プラットフォーム事務局（担当：田口、勝部）
電　話：０３−５２２３−８８９１
ＵＲＬ：http://www.japanplatform.org/

(2) 日本赤十字社

1. 近衞日本赤十字社長が国際赤十字・赤新月社連盟の会長として、被災地である首都ポルトープランスなどを訪問。ハイチ政府と連携し、救急医療、医療物資、飲料水、仮設住宅、こころのケア、安否調査などの活動をしている。

2. 日本赤十字社の医療チームは、首都ポルトープランスで日系の自動車販売所の敷地を借り、診療所を設置。被災者の治療にあたっている。

◆連絡先：

日本赤十字社 総務局 組織推進部　尾崎、糸魚川(イトイガワ)
電　話：０３−３４３７−７０８１
ＵＲＬ：http://www.jrc.or.jp/

２．被災地支援アンケート調査へのご協力のお願い

会員企業による支援活動の全体像を掴み、社会に発信していくため、アンケート調査を行うことといたしました。

ハイチ地震被災地に対してご支援をされた場合には、支援内容について事務局までご一報いただければ幸いです。回答用紙は、１％クラブホームページ（http://www.keidanren.or.jp/1p-club）にアクセスしてダウンロード <Excel形式> の上、E-mailでご送付いただきたくお願いいたします（Ｅ-mail: [email protected]）。調査結果はとりまとめの上、１％クラブのホームページ等にて公表予定です。皆様のご協力をお願いいたします。

ご回答締め切り　　２月２２日（月）中

【本件ご連絡先】
(社)日本経済団体連合会 １％クラブ事務局（政治社会本部内） 吉田、漆間(うるま)

電話	：	０３−６７４１−０１５４
E-mail	：	[email protected]
FAX	：	０３−６７４１−０３５２