日本経団連1%クラブニュース増刊号
災害被災地支援情報発行:(社)日本経済団体連合会 社会第二本部内 1%クラブ事務局
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現地時間5月2日(金)夕刻から3日(土)にかけて、大型サイクロン「ナルギス」がミャンマーのヤンゴン付近を通過し、中南部のイラワジ、ヤンゴン、ペグ、カレン、モン、5つの地域、州で大きな被害が発生しました。現時点での犠牲者は2万2千人を超え、未だ4万人以上が行方不明となっています。被害状況がまだ十分に把握されていない地域もあり、被害の全体像は不明です。
日本経団連では、現地の被災者を支援するため、100万円を日本赤十字社へ寄付することを決定いたしました。また、1%クラブを中心に、現地における支援活動の情報を収集し、会員企業に提供させていただくことといたしました。皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。
また、ご支援された場合には、支援内容について事務局までご一報いただければ幸いです。回答用紙につきましては、1%クラブホームページ(URL:http://www.keidanren.or.jp/1p-club/)にアクセスしてダウンロードの上、電子メールでご回答いただきたくお願いいたします。第1次締切は5月16日(金)午前中です。調査結果はとりまとめの上、1%クラブのホームページ等にて公表予定です。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、NGO、経済界、政府が協力・連携して、難民発生時や自然災害時の緊急援助をより効率的かつ迅速に行うための枠組みとして2000年8月に正式発足した組織です。最近の海外被災地支援としては、パキスタン水害被災地支援(2007年6月)、ペルー地震(2007年8月)、スマトラ島南西沖地震(2007年9月)、ジャワ島地震(2006年5月)、バングラデッシュ サイクロン「シドル」(2007年11月)などの活動を展開しています。
JPFでは、5月6日、ミャンマー サイクロン「ナルギス」の被災地支援を決定。現時点では、セーブ・ザ・チルドレン(SCJ)、ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)、ジェン(JEN)、日本国際民間協力会(NICCO)、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の5団体が、薬、水、生活用品などの緊急物資配布などをすべく出動の準備を進めています。このほかにも、今後の出動に向けて情報収集や調査を進めている傘下の団体があります。
国際赤十字は5月6日夜、特に緊急の対応を要する3万世帯に対する蚊帳、台所セット、道具キットの配布など、約6億2000万円規模の国際的な緊急救援計画を発表しました。また、飲料水、食料、燃料等のニーズに対して各支援団体と調整して効率的な支援を実施します。
日本赤十字社は、国際赤十字の発表した緊急支援要請を受け、5000万円相当の支援(水タンク、プラスチックシート、蚊帳、台所セット、道具キット)を決定しました。また、国際赤十字の行う救援計画に携わる職員として、2名を現地に派遣します。
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