経団連1%クラブニュース増刊号
アフガニスタン被災地支援/復興に向けた動き発行:(社)経済団体連合会 社会本部内 1%クラブ事務局
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復興に向けて歩みだしたアフガニスタンで、3月25日夜から26日朝にかけて断続的に北部で地震が発生し、震源地に近いバグラン州で多数の死傷者・被災者(27日現在 犠牲者1800名、負傷者2000名以上)が出ています。ジャパン・プラットフォーム(以下、JPF)に参加する以下のNGOが救援活動を行うべく現地に向かっています。
アフガニスタンでは3月23日に新学期が始まりました。タリバン時代に就学を禁じられていた女子生徒が6年ぶりに学校に戻るなど、全土で約150万人が復学しました。教育の再建は始まったばかりです。アフガニスタン暫定政権下の教育省は、(1)教科書、(2)6万人以上の教員の確保とトレーニング、(3)学校の再建補修を緊急課題として挙げています。これらの課題に対して、教育省では、ユニセフやユネスコ等と連携して新しい教育カリキュラムや教科書を開発してきたほか、ユニセフの支援を得て「バック・トゥ・スクール」キャンペーンを展開しています。
同キャンペーンは、全国4,000の学校をはじめ、学校以外の学習環境で学ぶ小学校就学年齢の子どもたち150万人以上に適切な教材を届けることを目的としています。日本のNGO 6団体(うち5団体はJPFのNGO)がユニセフのパートナーとして同キャンペーンに参加し、調査データ収集、学校の再建補修、教材の配布などを展開しています。今後、世界食糧計画(WFP)などと連携しながら、「フード・フォー・エデュケーション」として、学校給食と教師給与の補填やトレーニングといった食糧による教育支援も決定されており、教育環境整備に向けた準備が行われています。
また、避難先からの帰還促進や定着支援のために、帰還先での緊急支援物資の配布や医療活動も継続されています。農業復興に向けた、技術研修なども始まっています。
現在、ジャパン・プラットフォーム(JPF)のメンバー11団体が現地で支援活動を展開しています。JPFに対して多くの企業よりご協力をいただき、誠にありがとうございます。以下に、第一次民間寄付金助成によるNGOの活動についてご紹介いたします。
<寄付金額> | 企業: | 70,838,084円 | |
個人: | 2,527,872円 | ||
合計: | 73,365,956円 | (A) | |
<10%寄付管理費> | 7,236,595円 (許可分の10%) |
(B) | |
[email protected]!d(J | 66,129,361円 | (A-B) |
郵便振替: | 00190−5−555404 |
口座名: | ジャパン・プラットフォーム |
住所: | 東京都世田谷区桜新町2−11−5 2階 |
TEL: | 03−5451−7300 |
FAX: | 03−5451−7301 |
URL: | http://www.japanplatform.org/top.html |
(社)経済団体連合会 1%クラブ事務局(社会本部内) 担当:長沢、星野 TEL : 03-3279-1411 (内線3735、3758)