経団連1%クラブニュース増刊号(その6)
有珠山/三宅島噴火災害救援速報発行:(社)経済団体連合会 社会本部内 1%クラブ事務局
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「有珠山噴火災害ボランティア支援全国ネットワーク」(吉田公男代表)では、噴火後5ヵ月を迎え、今後の有珠山の復興・再建を目指し、北海道新聞社の協賛を得て写真パネル「有珠山噴火から100日。山とともに生きる人々…」を製作し、全国各地で巡回展を開催します。この巡回展のスタートにあたって、8月25日(金)、「『有珠山噴火から100日…』全国巡回パネル展キックオフ&シンポジウム」が、経団連1%クラブ等の協力の下に行なわれ、有珠山被災地のボランティア活動の現場報告とともに、災害ボランティアのネットワークの重要性、ボランティア・コーディネーターの課題などについて議論がなされました。
また、同ネットワークは、災害時のボランティア活動を被災者との対等な関係での「困った時はおたがいさま」という活動と位置づけ、「おたがいさま募金」を呼びかけています。ご協力のほどをよろしくお願いいたします。なお、今回集められる募金の85%は「有珠山噴火災害救援支援活動」に活用され、残りの15%は「今後の災害救援活動」のために基金化されます。(ただし、全額を有珠山被災地支援にまわしたい方は通信欄に“有珠支援”とお書き下さい。)
9月 | 4日 | フィランソロピーサミット(東京都) |
9日 | 伊勢湾台風から41周年「市民がつくる災害に強い街づくりの集い」(名古屋市) | |
22日〜23日 | パペットフェスティバル(名古屋市) | |
30日〜 | 秋田ボランティア協会(秋田市) | |
10月 | 22日 | 雲仙・普賢岳噴火10周年復興記念事業「がまだせ!コンサート」 |
28日〜29日 | 全国災害救援ボランティア全国大会(島原市) |
噴火が続く伊豆諸島・三宅島では、これまでに住民約3855人の6割の人々が島外に避難しております。東京都では、すでに、三宅村からの要請に基づき、空き家となっている都営住宅(「北区・桐ヶ丘アパート」および「多摩ニュータウン」)への受け入れ対応を始めている他、近県(埼玉県・千葉県・静岡県)及び建設省へ協力を呼びかけ、所管の公営住宅への受け入れ対応も検討されています。(東京都・災害情報 http://www.metro.tokyo.jp/)
避難された島民の方々への支援活動状況についてお知らせいたします。
東京ボランティア・市民活動センターでは、三宅島社会福祉協議会や関係機関・団体等と連絡を取り合いながら、事態の推移と状況(人数、心身面の状況、避難場所の状況、避難期間の見通しなど)について情報収集を行なっています。すでに、避難者の方々の受入地域の社会福祉協議会と連携して支援体制を整えたり、東京ハンディキャブ連絡会(阿部司代表)の協力を得て高齢や障害などの理由から移動が困難な方々の送迎支援を行なっています。
なお、避難者の都営住宅入居先決定までに時間がかかっており、ある一定期間(2週間程度)、一時的に避難できる場所を探しているとのことです。社宅や寮などをご提供いただける場合には、是非同センターまでご連絡下さい。また、竹芝桟橋に入港した当日1泊のホームスティ先も探しているとのことです。
<ご連絡先>
東京都、日本赤十字社東京都支部、東京都共同募金会では、以下のとおり義援金の募集を開始しました。
00150-1-100220 | 「東京都島しょ災害義援金口座」 |
00130-5-7883 | 「日本赤十字社東京都支部」 |
00120-9-100250 | 「東京都共同募金会」 |
(社)経済団体連合会 1%クラブ事務局(社会本部内) 担当:長沢、星野 TEL: 03-3279-1411 FAX: 03-5255-6255