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経団連では、2022年3月に公表した提言「スタートアップ躍進ビジョン」において、27年までにスタートアップの数・成功のレベルを共に10倍にするとの目標「10X10X」を掲げました。政府とも目標を共有し、官民一体となって10X10Xの実現に向けてさまざまな施策を展開しています。

経団連ではその一環として、経済界全体の行動変容を促し、日本経済をさらに活性化させるべく、22年度に「スタートアップフレンドリースコアリング」を策定・開始しました。

今般、第3回スコアリングを実施しますので、ぜひ回答をお願いします。

■ スコアリングを受けるメリット

同スコアリングでは、「リソース提供」「事業・人材の取り込み」「事業・人材の輩出」という三つの視点から各社の活動を可視化します（図表1）。これらの視点はスタートアップエコシステムの拡大にとどまらず、大企業がスタートアップの活力を取り込んで共に成長し、イノベーションを生み出すうえで不可欠な要素でもあります。

回答企業は自社の活動を可視化する詳細な「分析レポート」を受け取ることができ、自社のポジションや課題の分析、自社の活動のアップデートや方針策定の指針として活用できるというメリットがあります（図表2）。また、プレスリリース等による対外PR、回答企業限定の勉強会への参加等も可能となります。

なお、各社のランクやスコア、回答内容は外部に一切公表しませんので、ご安心ください。

■ 第1回・第2回の結果推移

これまでに2回実施し、合計約200社に参加いただきました。そのうち、第1回・第2回と継続して回答いただいた企業は91社に上ります。

結果を分析すると、継続回答企業は平均点が全体平均よりも高く、スコアもより多く上昇していることが分かりました（図表3）^（注）。

さらに今回からは、M&Aだけでなく投資先等に「海外スタートアップを含める」との変更を加えています。

■ 実施概要

1．対象

大企業（団体・スタートアップ等は除く）

2．回答方法

3．回答期間

1月21日（火）～2月28日（金）

4．回答後のスケジュール

3月中・下旬から順次、回答時に記載いただいたメールアドレスに分析レポートをお送りします。

なお回答いただいた企業は「協力企業一覧」として社名を公表いたしますので、あらかじめご了承ください。また、全体傾向、点数の推移等の分析結果は個社が特定されない形で公表します。