各位
会長 十倉雅和
「日本の水産品に対する応援消費」へのご協力のお願い
拝啓 平素より経団連の活動にご協力賜り御礼申しあげます。
さて、8月24日のALPS処理水の放出を契機に、中国等が原産地を日本とする水産品の輸入を全面的に停止するなど、日本の水産業は深刻な事態に直面しております。
経団連では、これまでも「災害復興特別委員会」を中心に、東日本大震災の被災地の復興や福島第一原発の廃炉に向けて、風評の払拭に向けた周知、地元産品の消費拡大や産業振興に取り組んでまいりました。それだけに、このたびの輸入停止措置は、極めて遺憾であります。
政府には、外交努力を通じて、こうした事態の早期解決を期待しております。同時に、経済界自らも、大きな打撃を受けている日本の水産業を支援するため、全会員企業に対し、日本が世界に誇る水産品への応援消費として、社員食堂や社内外の各種会合等において積極的に日本の水産品を活用していただきたく、ご協力をお願いいたします。
また、とりわけ三陸・常磐もの(岩手県、宮城県、福島県、茨城県の水産品等)につきましては、その魅力を発信し、消費を拡大するため、政府が、関係機関、自治体、企業から広く参加を募り、売り手と買い手をマッチングする枠組み「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」を推進しております。下記のウェブサイトをご参照の上、ご関係者様への展開ならびにネットワークへのご登録をご検討いただければ幸いです。
1. 「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」ウェブサイト
https://sjm-network.jp/
* 同ネットワークへの参加は、以下の登録フォームよりお申込みください。
https://sjm-network.form.kintoneapp.com/public/kigyou-entry